認容額 | 2826万7158円 |
---|---|
年齢 | 27 歳 |
性別 | 不明 |
職業 | バイク便 |
傷病名 | 右母指MP間接靭帯損傷、右手関節TFCC損傷、 |
後遺障害等級 | 9級 |
判決日 | 平成26年6月4日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
交通事故の概要
平成22年8月30日午後1時45分頃、東京都渋谷区にある都道53号線において、第二車線を走行していた普通自動車が第一車線に進路変更したことで第一車線を走行していた被害者の普通自動二輪車と接触し、バランスを崩した被害者が前方の停車車両の後部に衝突した。
被害者の入通院治療の経過
被害者は、本件事故により停車車両と衝突し、右母指MP間接靭帯損傷等を負った。その後約1年10ヵ月の通院治療を行い、症状固定となった。
判決の概要
過失割合、損害及び損害額が争点。
過失割合については、普通自動車が左側方の車両確認等を怠ったことにより相当重大な過失が認められた一方で被害者の普通自動二輪車も注意程義務を怠った過失が認められた。
治療費、通院交通費、休業損害、後遺障害逸失利益、慰謝料などの一部が認められ、概ね被害者側の請求に沿った損害額となった。
認容された損害額の内訳
治療関係費 | 87万5764円 |
---|---|
通院交通費 | 1万5430円 |
休業損害 | 26万9579円 |
逸失利益 | 2755万9487円 |
慰謝料 | 848万4000円 |
過失相殺 | - 371万5426円 |
弁護士費用 | 256万9741円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。